カーリングペアレント

今日はとても良いお天気です。

カーリングペアレント。

最近教えて頂いた言葉です。

なるほど。

カーリングはストーンが

早く滑れるように摩擦をなくすため

一生懸命ブラシで掃いて

すべすべにしているのですね。

カーリングペアレントは

それに例えて作られた言葉です。

子供が障害物無く、まっすぐに

滑れるように、親が一生懸命に

子供の道を掃いている。

そんな子供さんは

障害物なくいつもすべすべ

な道を歩いているので

障害物にぶつかった時に

どうしたら良いのか分からずに

悩みます。

親に聞く。親に助けてもらう。

もしくは乗り越えようとしても

やり方が分からない。

自分はどうだろう。

こんな風になっていないだろうか。

子供に嫌な思いをさせたくないばかりに

一生懸命道を掃いたり、自分の意見、価値観を

押し付けていないだろうか。

心が痛かったです。

自分に当てはまります。

そういえば、私は学生時代

転校してきてなかなか学校に馴染め

ませんでした。

友達の考え方と合わずに

登校拒否の直前のような気持に

なりました。

その時思った事、自分で決めた事は

人の悪口は言わない。

いくら同意を求められても合わせない。

自分が嫌だと思うことはしない。

自分のように嫌な気持ちになる人を

増やしたくないと思いました。

そんな気持ちは自分が経験して

得て身に付けた考え方です。

きっと自分が経験したからこそ

このように考えられるのだと思います。

実際経験もなくこのように考える事

はできなかったように思います。

自分で経験して乗り越えた力

考え方は自分の宝です。

そして生きていく中で

強い力になります。

そして私はなりました。

しかしそれをわかっていながら

我が子にその経験をさせることを

恐れてしまいます。

いつかは巣立つ子供が

自分の力で生きていける

力を身に付けられるように

教えるのが私たちの役目です。

そして時代も変わり必ずしも

大人が考える道が正しいとは

限りません。

一人一人の幸せは違います。

自分の力で自分の幸せを手に入れられる

ように見守る力。

私ももっともっと身に付けていきたいです。