こんにちは。
昨日は、久しぶりに検査の為に
大きな病院に行ってきました。
本当に久しぶりで20年ぶり位かもしれません。
長い待ち時間。
いつもなら、誰に求められている訳ではないのに
勝手にタイムターブルを決めて
その時間を達成できないと
イラっとしてしまうのですが
自分の価値観で自分を縛り付けるのは
やめよう。
自分を見直していこう。
という成果が少しあらわれて
きたのか、ものすごい
待ち時間にも焦ることなく
穏やかな時間で待つことが
出来ました。
ちなみに5時間かかりました。
そんな時、小さな男の子のお子様が
ものすごい鳴き声で
診察室から出てきました。
もう嫌だ―!!
痛い、怖いー!!
お母さんは必至でなだめようと
していますが
あまりの大泣きで
イラっとスイッチが
はいったのか、
「お耳が聞こえなくなる方が
いいのか、痛いの我慢するのが
いいのか決めなさい!!」
男の子は泣いていましたが
何も答えませんでした。
男の子、痛かったんだな。
かわいそうだな。
お母さんもいつ終わるか分からない
長い待ち時間とどうしていいのかわからない
イライラでに陥ってしまったのでしょう。
お母さんも辛いな。
本当は励ましてあげたいだろうに。
私だったらこんな時、どんな風に子供に
いうだろう。
そしてしばらくして
又男の子は診察室に行き
しばらくすると
又、大泣きで走って出てきました。
先程より大泣きでした。
そのあとお母さんが来て
「よく頑張ったね、偉かったね」
と声を掛けると
なんともかわいい声で「ママー」
と抱きつきました。
その時、当たり前ですが
子供にとってはお母さんが
どれほどの安心なのか
救いなのか。
私の心にとても染み渡り
ました。
普段分かっているようですが、
小さな男との子のありのままの姿にそれを
教えて貰いました。
子育ては小さくても大きくても
ずっと悩みは尽きません。
でもきっと子供の根底にある
安心や救いの場でいてあげる事だけは
忘れずにいたいと思いました。
悲しいとき、辛いとき
嬉しいとき、楽しいとき
そんな気持ちをありのままに
受け止められるように。
そして自分の気持ちにも
ありのまま受け止められるように。
気持ち良く生きていきたいものですね。